不妊でよかった! ~不妊治療も私の人生の1ページ。幸せのためにもがくっていいじゃない。

不妊治療は辛いことしかない。我慢して耐えて色々なものを失って、疲弊していくだけ。そんなの悲しい。不妊だからこそ良かったことがあるはず。小さな喜びを見つけて、毎日を明るく生きていくための逆転発想ブログ

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初の初期分割胚移植。移植後の対象の変化は?初期症状はあるか。

移植した時の記事はこちら↓

 

www.tonoriko.work

 

 

初の移植後の経過

 

ET0・・・初期の分割胚を移植した当日

 

 

ET1~ET4くらい

初めて移植をしてから、お腹の中に確実にあるということを意識して過ごす毎日になりました。とはいえ、毎日仕事はあって気づけば普通に重いものを持ったり長時間仕事にぼっとうするので、意外と忘れて過ごすことができた気がします。

それでも、ふとした瞬快に周囲にばれないようにそっとおなかに手を置いては幸せな気持ちになっていました。

特に体の変化はない。

 

ET5~ET8くらい

なんだか、体が熱い気がする。すでに体外受精にて移植を行っていた友人から、基礎体温は気にしてしまうならつけなくてよいと医師に言われた話を聞いていたので、私も図るのをやめていた。でも計っておけばよかったかもしれないと少し後悔。

意味はないと思いつつ、日中に体温を計ってみると37.30。ふつうに微熱があるくらい。風をひいたのか?

 

ET9~ET10

胸が張る。でも、以前は生理前にはこのくらい張っていたし、薬を飲んでいるのでその副作用かもしれない。ところが、恥ずかしい話、お風呂で胸を見てみると乳輪が大きくなっている。乳首もいつもよりも明らかに大きい。これは副作用なのか?

なんとなく、妊娠したかもしれないと予感しました。

 

ET11  判定日

本来であれば、ET12が判定日となるのですが、ET12が仕事上でとても大切なイベントがあり、結果がどちらにしてもモヤモヤしながら過ごすことになるのが怖かったので、一日前倒しで行きました。

 

ホルモン値の採血

いつものように10Fで採血をして、結果を一時間くらい待ちます。この日は大雨だったことを覚えています。もちろん結果待ちの間は落ち着かず、緊張で具合が悪くなりそうなくらいでした。

 

医師とのお話

自分の番号が表示されて部屋に入ります。おそらく、副院長先生。

「とのりこさんね、着床してますね。」

びっくりしました。でも、やっぱりこの体の変化は妊娠していたんだなーと妙に納得。

 

「ただね、数値が低いんです。この数値ですと無事に出産まで行くかはわかりません。また、本来の判定日は明日ですからね、一日前倒しなので何とも言えません」

 

なるほど。その通りです。でも、数値を見ると、やっぱり状況は何とも言えないのがわかりました。

 

ET11のホルモン値

E2 → 271

P4 → 24.3

B-HCG → 22.1

 

このB-HCGは低すぎる。所説ありまずが、分割胚移植後の判定日では、100以上ある方もいるくらいなのにこれは・・・

 

とりあえず、また10日後に来てください。胎嚢が確認できるか見ます、と言われて診察終了。

 

お会計

この日はお会計がありました。判定日は7000円。

 

KLCを出ると大雨でした。少し病院から離れて主人に報告。着床はしてくれたこと、でも数値的には厳しいこと、でもでも、初めて着床してくれてうれしいことを話しました。

厳しい状況なのに、本当にうれしかったのです。これまでタイミングを何度トライしても陰性でした。人工授精をしてもかすりもしませんでした。何度妊娠検査薬を試したことか。真っ白な検査結果でも、もしかしたら数日たったら陽性の線が出るのかもと淡い期待を抱いて何本無駄にしたことか。

それなのに、初めての移植で陽性反応が出た。私は妊娠できる体なんだとわかって本当にうれしかった。

そして、もともと生理が始まるのも遅かったし、卵も育つのも遅い私だから、きっとおなかの中でも成長がゆっくりなだけで、きっと今頃頑張ってるんだと言い聞かせていた気がします。

家に帰って、移植した時の卵の写真を何度も見返しました。次は10日後。かなりHCGが伸びていないといけないし、内診で胎嚢が見えていないと厳しい。でも、今は着床しているんだから信じようと思っていました。

 

ET12~ET16くらい

気のせいではないくらい、胸が張っていたい。うつぶせはできない。やっぱり妊娠しているんだと確信する。

このころから、朝起きるとうっすらと気持ち悪い気がする。ゼリーなど、なんでもいいから口にするとおさまる。

 

ET17~ET21くらい

相変わらず胸がはっていたい。サイズも大きくなっている。足の付け根がいたい。本当に付け根が痛くなるんだ・・・。都市伝説化と思っていました。気持ち悪さが増している。夜中に起きてしまうことも増えた。これがつわりなのか、それとも不安からくるものなのかはわからない。

 

ET22 再判定日と胎嚢確認

 

B-HCG → 944

 

え!すごい数値が伸びてる!これっていいんじゃないの?

と思ったが、医師によると、これでも低いらしい。表情からするとやはりきびしそうな雰囲気。内診すると、すぐに私にも黒い小さな丸が見えた。胎嚢らしきものはありますね、と写真を渡されてみてみると4.4mm。胎嚢じゃない可能性もあるってこと?胎嚢だったとしても小さいらしい。

結論としては、「やっぱり厳しい」ということですが「まだわからないのでまた4日後に来てください」と言われました。

 

ET23~ET25

仕事中にフラ~っと貧血に。気持ち悪さもある。間違いなくつわり。体も常に熱っぽくてだるさもある。それなのに厳しいなんて・・・。なんとか頑張ってほしい。血流を良くしようとか、何とか成長させるために検索をしまくっていました。

でも、できることがないのが本当に辛かった。

 

ET26 再度胎嚢確認

胎嚢 5.5mm

前回からほとんど大きくなっていない。そんな・・・。医師からは「やはり厳しいですね。次は2週間後に来てください。そこで心拍が確認できなければ今回は流産となります。」

流産か。そうなってしまうののかな。少しだけど育ってるのにダメになってしまうなんて信じたくなかったけどこれが現実。

 

ET26~ET39

数日は気持ち悪さがあったのに、いつのまにか気持ち悪さをあまり感じなくなる。気持ち悪かった時には辛くて嫌だったのに、いざそれがなくなると赤ちゃんが育つのをやめてしまったのではないかと思ってすごく怖かった。

毎晩お腹を触って、頑張って~お願い頑張って。待ってるよ。と夫婦で声をかけました。それしかできません。

 

気持ちが不安定な日々を過ごしていましたが、一緒に不妊治療を頑張っていた友人からランチに誘われました。その友人は私より1年ほど先に体外受精を初めて、三回目の移植でめでたく妊娠し、安定期に入っていました。

二人ともつらい治療の合間に定期的にランチをして励ましあってきました。その時に、いつか二人とも妊娠できたら、治療の辛い話じゃなくて妊婦の悩みあるあるでも話して盛り上がりたいね、と話していました。

厳しいながらも妊娠反応ができたと友人に報告したところ、じゃあランチをしよう!と言ってくれて、とあるレストランを予約してくれました。「妊婦2人」として。

とっても嬉しかった。いつか妊婦2人でランチをしたいと言ってくれていたのを覚えててくれて、またいっぱい励ましてくれた。

妊婦さんを見ると、複雑な気持ちを抱いてしまう私だけど、この友人のことは心から喜べたし、何より私の励みになった。いい友人がいて私は幸せだ。

 

ET40  再再再判定

胎嚢 → 15.9mm

私の目でも、黒い丸が明らかに大きくなっていたのが見えた。それでも見えたのは黒いまるのみ。心拍はおろか、赤ちゃんもみえなかった。

稽留流産です。残念です。また頑張ってください」

けいりゅうりゅうざん?というのだそうです。出てこないで、お腹の中でとどまっているけれど、成長を止めてしまったということ。

なんだかあっさりと言われて、覚悟を決めていた私も吹っ切ることができました。考えたくなかったけど、もしもダメだった時のために手術する病院も探してありました。

 

医師に新宿レディースクリニックで手術を受けることを伝えて、紹介状を書いてもらいました。

悲しい、とか、辛い、とかよりも、ダメなら早く出してあげたいという気持ちでした。ちょっと現実的に考えられてなかったのかもしれません。

 

お会計

紹介状をもらってお会計に行ったら、いつもは7000円なのに、今日は2000円。流産が決定したので、保険がきくとのこと。そう言われてなんだかとてもむなしく思えたのを覚えています。それでも、涙なんて出る気配もなく、淡々とお会計をしてKLCを後にしました。

 

主人への報告

やっぱり駄目だったよ。成長がとまっちゃったんだって。手術で出すことにしたよ。

と主人にLINEしました。自分でも不思議なくらい冷静でした。主人からは「そっか。残念だね。おつかれさま」とだけ返信がきました。

 

前から決めていた通り、その場で新宿レディースクリニックに電話をして、何とか今日中に初診をしたいとお願いして見てもらうことになりました。一刻も早く。それしか考えていませんでした。いろんな方のブログを見ると、お別れしたくないから手術はなるべくしたくないとか、すごくさみしいとか書いている方が多かったので、私はおかしいのかなと思いました。薄情なのかな。せっかくおなかの中に来てくれたのに。

 

 

やけくそでガッツリランチ

新宿レディースクリニックの予約まで時間があったので、一人でがっつりランチをすることにしました。元気ださなくちゃ!とガッツリ天丼。新宿野村ビルの地下にある有名な天丼屋さんで、女一人でもくもくとかきこみました。

食べているときになぜか涙が出てきそうになってしまって、周りにばれないように必死でした。なんとかこぼれないように。泣くもんか。

 

 

初めての移植から初めての妊娠を振り返って

三回の採卵、1回の移植で妊娠できたのはラッキーだったのかもしれません。それでも、やっぱりグレー判定をもらってからの日々は本当に辛かった。

お腹の中に確実にいるのに、ダメになってしまうかもしれない。でも何もできない。

ポジティブに考えていてダメだったらダメージが大きすぎるし、ネガティブに考えていたらその通りになってしまいそうで怖い。

自分の感情をコントロールするのが難しかった。

 

いまさらながら、妊娠なんて奇跡だなと。そして、KLCにいる人たちは毎日この残念な結果を聞いている人がいるんだと気づいた。みんな割と普通にふるまっているけれど、私みたいに流産になってしまった人も毎日いるだろうし、卵が育たなくて採卵中止になっている人もいるだろうし、移植もできなかった人もいる。

それでも、診察室をでるときには毅然と出てくるなんてすごいな。私も周りからみたら流産宣告された人には見えなかっただろうけど。

 

また前を向くしかありません。それでもやっぱり子供がほしい。ただそれだけです。

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