不妊でよかった! ~不妊治療も私の人生の1ページ。幸せのためにもがくっていいじゃない。

不妊治療は辛いことしかない。我慢して耐えて色々なものを失って、疲弊していくだけ。そんなの悲しい。不妊だからこそ良かったことがあるはず。小さな喜びを見つけて、毎日を明るく生きていくための逆転発想ブログ

MENU

KLCで不妊治療2周期目 ~初の無麻酔採卵 卵は取れたがまたまた落とし穴。

f:id:tono-riko:20180920161507j:plain

気合を入れて乗り込んだKLCでの1周期目があっさりと終わり、

がっかりしながら、生理が来るのをひたすら待ちました。

これまで、生理が早く来てほしいなんて思ったことなかったな・・・。

 

KLCで不妊治療2周期目

D2  ホルモン値の採血

 

E2 → 41

LH → 4.4

FSH → 18.7

B-HCG → 0.1

 

本当はD3に行くのですが、仕事の関係で一日前倒し。

4階で受付機にカードを通し、そのまま10Fで採決をします。採血は何回やってもドキドキするけど、私はそんなに痛い思いをしたことはないです。

もちろん、看護師さんによりますが、皆さん上手だと思います。

 

採血の結果が出るまで、およそ1時間くらい。雑誌を読みながら待ちます。KLCではフリーWi-Fiが使えるので、ここぞとばかりに動画を見たりもします。

 

5階にて診察

 

自分の番号が表示されて5Fの診察室にて医師と話をします。

割とベテランの男の先生。ホルモン値の話をされたけれど正直よくわからない。とりあえず、「採卵周期に入ります」と言われてほっとしました。

ところが!!

 

 

まさかの検査結果

採卵周期に入れると言われて、よっしゃああああああああ!!!と内心メラメラしていた私に、先生が何やら紙を見せながら、「でもねえ・・・」と。

 

風疹の抗体がないね。採卵はできるけど移植はNGね。早めに注射してきてね。したら教えて。」

 

は、はい!?

 

前の記事でも書いた通り、一年前に前の病院でも同じことを言われて、慌てて打ちにいったのに!?なんで!?必死でその旨を先生に訴えたのですが、

 

先生「うん。それは聞いたよ。でもその後、ちゃんと抗体ついたか検査してもらった?」

 

私「・・・してないです。してないですけど、ちゃんと注射打ったんです。抗体がつかない人もいるって聞いたし、ダメですか?」

 

失礼ながら、必死だった私は先生に食い下がってしまいました。

 

先生「確かに、抗体が付かない人はいます。それでも、うちに来た方にはもう一度だけは注射をしてもらうことにしています。

とのりこさんね、焦る気持ちはわかるけど、妊娠したらいつもよりも体の免疫力も弱まるから、感染しやすくなるし、妊娠期間ずーっと不安ですごさなきゃならなくなるよ?それに、万が一感染して赤ちゃんに障害が出たら一生後悔しますよ?

一人の人生なんです。そこをちゃんと考えてください。

注射をしてきてください。採卵はできますが、その後、2か月期間をおいてからの移植となります」

 

静かだけどしっかりとした口調で先生に言われてハッとしました。

早く採卵して移植して妊娠して出産したい。そればかり考えるようになってしまっていました。

子供がほしい気持ちばっかりで、一人の人生だということを考えてなかった。

 

そんな自分が本当に恥ずかしくなりました。先生にまだ親になる自覚がないと言われたような気がしました。移植ができないことは残念な気持ちはまだありましたが、先生のご指摘の通り再度注射をすることにしました。

 

本当にみなさん、風疹の抗体があるかのチェックは早めにしてください。そろそろ赤ちゃんが欲しいと思ってるあなた、まだ考えてないけどいつか欲しいと思ってるあなたも。本当は、子供を持たない方ももちろんした方がいいですね。

 

 明日D3よりクロミッドを夕食後に一錠ずつ服用する。次回はD12に来院するように言われ、診察は終了しました。

とても反省した一日でした。 

 

D13  ホルモン値と卵胞チェック

10Fで採血したあと、5F内診室前で待機。

 

E2 → 1125

LH → 6.8

P4 → 0.6

 

 

 

一時間ほどしたら受付番号が表示されるので、部屋に入り内診にて卵胞をチェックします。

カーテンで仕切られており、内診されているところをモニターで見ることができます。何がなんだかわかりませんでしたが。

 

その後、そのまま5Fにて医師との診察。

ホルモン値から、2日後のD15に採卵が決定しました。

 

その後、そのまま5Fにて看護師さんから採卵の注意点と、排卵誘発スプレーの使い方、座薬のボルタレンの説明を受けます。

 

初めての採卵なので、わからないことばかりでした。

まず驚いたのは、2日後の採卵の時間はこの時は決まらず、翌日のD14の午後に電話をして確認するということでした。たくさんの人が同じ日に採卵するので、それぞれの卵胞の育ち方やホルモン値をみて、順番を決めているそう。

なるほど。確かに、ここまで来て排卵しちゃったりしていたらショックだもんなー。

でも、この時間、結構仕事がバタバタしてる時間帯なんだよな。内容が内容だけに、社内では電話できないし、こっそり外に出ないと。

 

次に、排卵誘発の鼻のスプレー。以前も人工授精の際に使ったことがありますが、一回使い切りだったのが、こちらでは半年使用可能とのこと。5000円くらいだったと思いますがありがたい・・・。この鼻にするスプレーも時間が指定されており、必ず時間を守るようにと念押しされました。

 

スプレーで誘発して、今度は採卵時間まで排卵してしまわないように座薬のボルタレンをこれまた時間指定で2回入れます。

・・・思いっきり仕事中の時間なんですけど・・・。この時間の近くになったら、誰にも話しかけられないようにしないと。電話もかかってきませんように!

職場のトイレにこもってこっそり座薬を入れる私。想像するとなかなかシュールだな。緊張してうまくできなかったらどうしよう。

 

そして何より、採卵当日の仕事はどうしよう。もう2日後だから休みはもらえないし、当日遅刻していくしかないな。仕事をしながらだと、本当にこまごましたことも調整が必要になってしまいます。当日の突然の遅刻で迷惑をかけてしまうのも心苦しいですが、仕方ありません。

 

ともあれ、待ち望んだ採卵が決まってホッとしました。

 

 

D16  採卵時間の確認電話とボルタレン2回

15:30くらいに明日の採卵の時間の確認の電話をする。仕事中なので、時間近くなったらなるべく人と話さないようにしてこっそり外へ出て電話。7:40に受付とのこと。

 

その後、18:00に1回目のボルタレン。またまた時間近くなったらこそこそと会社のトイレへ。座薬は初めてだったし、落としたらどうしようと思ったら緊張してなかなか入れられなかった。でも何とか我慢してまた仕事へ戻る。

 

24:00に2回目のボルタレン。2回目だから慣れたけど、その後おなかが痛くなってきてしまって冷や汗をかきながら横になってひたすらおさまるのを待つ。ボルタレンを入れた直後にトイレに行くことになると、効果がないので必死でした。

 

 

D15  初の無麻酔採卵

朝 7:40 受付指示

これは、たぶんかなり早めだったはず。4FのIVF受付に直接夫婦で行って受付を済ませます。主人も少し緊張している様子。受付を済ませると、それぞれファイルを渡されて、私はそのまますぐに8Fに向かいました。

 

7:50  8Fにて血圧を測り、看護師さんに、鼻のスプレーとボルタレンをきちんとできたか確認するためにそれぞれ時間を聞かれる。間違いなくできたけど、急に聞かれて一瞬とまどってしまい、どぎまぎしながら答えました。

ロッカーのカギを渡されて、ピンクの手術着に着替えてベッドに横になって待ちます。下着はまだつけたまま。

 

8:00  トイレに行くように指示される。

その後、下着を脱いでピンクのキャップをかぶったときに看護師さんから声をかけられて手術室の前へ。

 

8:10  手術室前の椅子にて待機。

ここで緊張がマックスでした。みんなやってるんだから大丈夫大丈夫と言い聞かせて待つのですが、待ち時間がとても長く感じました。もう一思いに早く呼んでくれ!という気持ちに。

 

8:20  ついに手術室へ。

入口にて体重計にのり、指紋認証で名前を確認。その後いよいよ手術室へ・・・それが、思っていたより思いっきり手術室でした。暗がりの室内の真ん中にベッドが一台だけ置かれていて、周りには人が6人ぐらい。なにこれテレビで見るやつじゃん。まずい。やっぱりめちゃくちゃこわい

 

と思っている私をよそに

「はーい、こちらにきてくださいねー」「この台を一段上がってくださいー。スリッパそのままそのままー。」「はい腰かけてー。お尻上げてーそのまま寝転んでー」「脚広げまーす。もっと下にさがってくださーい」「お名前と生年月日を言ってくださいー。昭和で!」

といろんな人に矢継ぎ早に言われてあわあわしてるうちに、いつの間にか寝かされて足を固定されていました。

 

手を胸の上で組むように言われて、看護師さんが手をのせてくれました。まずは消毒をするんですが、これが意外と痛い。モニターを見るように言われ、これから針を刺しますねー

 

ぐさっ

 

ちょっと衝撃は来たものの、意外と大丈夫かも?その後、ピコーンピコーンという音とともに、モニターに映っていた卵胞が少しづつ小さくなっていきます。針で吸い込むってこういうことかー。卵胞が小さくなるにつれて、徐々に痛みが増してきて、あーこのままだとやばいかも、というところで終了しました。

 

その後、何やらぐいぐい詰められている感覚があって、終了。ふらふらしながらお礼を言って手術室を出ました。とっても長い時間に感じましたが、たぶん出てくるまで10分もなかったような気がします。まあ、卵胞が一個だけだったので早かったのもありますが。

 

8:30  ベッドにて安静時間。ぼーっとしていると、看護師さんが入ってきて、取れた卵の数を教えてくれます。今回は予定通り1個。

 

8:50頃? 安静時間終了で、おなかの痛みを聞かれて大丈夫だったので、トイレに行き、中に詰められた止血用の脱脂綿を抜いて出血がないか確認するように言われる。

これがまたびっくりした。端っこをひっぱると出てくる出てくるまだ出てくるどんどん出てくる。こんなに?うそでしょ?まだ出てくるの?マジシャンもびっくりなイリュージョンをトイレで不格好な姿で行い、一人で照れる。出血はなかったのでオッケー。

 

9:00頃  出血がなかった旨を伝えて、抗生剤のフロモックスをもらって8Fは終了。今度は培養士さんとのお話です。

 

9Fへ戻るエレベータで、旦那さんと一緒になりびっくり。もう終わったのかと。二人で9Fへ行き、飲み物を買って雑誌でも読もうかと座ったとたんに問診室への番号表示。

 

9:15  培養士さんとのお話。

きちんと自己紹介をしてくださり、今日とれた卵を見せてもらう。

おおー。これが私の卵か。なんかまんまるですごくきれいだった。不思議な感動がありました。

主人の成績はまだわからないが、大丈夫なら普通に「ふりかけ」で受精させることのと。なんだかわからないので、それでお願いする。「ふりかけ」って名称、急にラフじゃない?胚盤胞とか顕微授精とかFSHとか、難しい用語ばっかりの治療なのに、急に「ふりかけ」って。まあわかりやすくていいですけど。

受精が無事できたか、翌日にTELをして確認するように言われて問診は終了しました。次は診察です。

 

9:25 診察室で医師とお話し

またすぐに呼ばれて部屋に入ると、痛みを確認され次の周期に今ある卵を残さないようにピルを処方される。12日分。風疹の予防接種をした旨を伝えてあったので、今週期はこれで終了。もし来周期も採卵だけするようならD3に予約を取るよう指示されました。

 

9:35  4Fにてお会計

消耗品の針代のお会計のみ現金で4万円を支払い、後はクレジットカードが使えます。これは助かる。ポイントもたまる。それにしても20万円以上の金額を会計窓口でさらっと払うのってすごいなー。まわりもさらっと払っていました。(当たり前)

 

予想よりも早く終わり、そのまま会社へ直行。なんと遅刻することなく間に合いました。奇跡。ほっとしました。

なんだか、初めて見た卵に感動したのと、仕事を遅刻せずに行けたことで、

「すごい順調!うまくいってる~。」とウキウキしていました。

 

 

D16  受精確認の電話

この日も仕事でしたが、受精確認の電話の時間が決められているので、いろんな理由をつけてランチの時間を遅くして、職場から遠く離れて電話。

何回かかけた後につながる。

仕事を抜けることばかりを考えていたので、あんまり緊張してなかったのに、つながったとたん、なぜか嫌な予感がちょっとしたのですが、

まあ、受精はかなりの確率でするっていうし、大丈夫だろって簡単に考えてました。

 

「とのりこさんですね。昨日採卵して卵1個とれて、ふりかけにて受精させましたが・・・・

 

え!?が・・・って・・・

 

「残念ながら、異常受精してしまいました。多角受精と言って本来なら精子が一匹入ったところで他の精子をブロックするのですが、もう一匹入ってしまった状態です。残念ながら今回は正常に受精できませんでした。」

 

正常に受精できませんでした 正常に受精できませんでした 正常に受精できませんでした

 

とても申し訳なさそうにお話ししてくださっている培養士さんのお話は、その後があんまり覚えていません。

こんなにショックを受けてしまう自分にもびっくりしました。

それでも、仕事の合間ということもあって、しれっとお礼を言って電話を切りました。

 

一瞬で終了してしまった・・・。ここ数日緊張して、スプレーやボルタレンを忘れないようにやって、採卵で25万くらいとんだけど卵が取れて喜んで、うまくいってる気がしたのに・・・しゅーーーりょーーーー。ショックでしたが、主人には伝えないと、と思ってLINEしたらすぐに電話がかかってきました。

 

でも、ここで電話に出てしまうとこらえていた涙が出てしまいそうで、出ずに職場に戻りました。

その日はもう落ち込んでしまって仕事も上の空でした。

 

KLC2周期を振り返って

まさかこんなに早くつまずいてしまうなんて思ってもいませんでした。体外受精をするまでは、「おなかに戻して妊娠するかどうか」なんて思っていましたが、それまでにちゃんと卵が育つか、採卵できるか、受精できるか・・・などなど、いくつもの関門が待っていたのです。

甘かった。

家に帰って主人から、「残念だったね」と言われたとたん我慢していた涙がこぼれてしまいました。こんなにショックをうけてしまうものだったなんて。

 

でも、私の不妊治療はこれからまだまだ続くことになるのでした。