不妊でよかった! ~不妊治療も私の人生の1ページ。幸せのためにもがくっていいじゃない。

不妊治療は辛いことしかない。我慢して耐えて色々なものを失って、疲弊していくだけ。そんなの悲しい。不妊だからこそ良かったことがあるはず。小さな喜びを見つけて、毎日を明るく生きていくための逆転発想ブログ

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不妊治療歴③初めての病院|三軒茶屋ウィメンズクリニック前編

 

 

初めて不妊治療の専門病院の門をたたく

なぜ三軒茶屋ウィメンズクリニックにしたか

 

病院の評判→ 口コミサイトをみて、先生の人柄が高評価だったのと、初めの検査からタイミング、人工授精、体外受精まですべてできる病院だったから。

家からの距離→ 何よりもまず、近かったから。きっと仕事をしながら通い続けることになるので、ここは一番重要なんじゃないかと。

 

病院にかかるということは、タイミングだけではなくて、その先のステップアップもできるところでないと、一貫して治療ができないのではという理由から重要視しました。

本当に数多くの病院があり、それぞれの病院の方針や実績があるのですが、

専門家でもない素人の私が、難しい医学的なことから判断はできないと思い、

早々に決めました。今思うと、良かったのか悪かったのか・・・

 

 

どのような病院か

最寄りの三軒茶屋駅から5分ほど池尻よりに行ったビルの2階にあります。規模で言うと中くらいになるのではないかなあ。

院内はとても清潔に保たれており、受付の方もきちんとした対応をしてくださいます。

先生はおひとりでやられていて、それこそ、水分を取る間もないのではないかというくらいお忙しくされています。落ち着いていて、やさしい口調の男性です。

壁には、体外受精や顕微授精をしたかたの実績グラフが張り出してあり、正直に開示しているということは、自信があるのだなと思いました。

 

来ている方は、30代後半が多いように思いましたが、中にはおそらく20代の方も割と見受けられました。年齢的な因子だけではなく、若くても悩んでいる人はいるのだなと改めて実感。待合室は基本的にいつもいっぱいで、混んでいるときは椅子に座れない方もいるくらいですが、平日の午後の16時前後は空いていました。

基本的にはすべて予約制で、受付かもしくは電話にて行います。診察券の下には小さな月別シールが貼ってあり、そこに生理がきた日付を記入して提出します。

 

受診の基本的な流れ

初診  血液検査

初日にまずは採血にて様々な数値を検査します。何か不妊にかかわる因子はないか、病気はないか、と同時に、AMHという体内の卵の残りがおよそどのくらいあるのかを見る数値を計ります。その場でわかるわけではなく、一週間ほどで結果が出るので、それを聞きにいきます。

この初回の検査は3万円台でした。高いですね。でも仕方ありません。

ちなみに調べると、この基本的な検査はパックになっていて、ほかの病院でもほぼ同じ内容で、同じくらいの価格でした。

 

検査結果の数値をもとに先生とお話し

一週間ほどで検査結果が出るので、予約をとって先生とお話をします。

ちなみに私は、特に異常はなく、典型的な老化による不妊であるのではないかと。

またAMHは1.82で年齢相応だが、すごく悪いというわけではなく、残りの卵の中に質の良いものがあれば、妊娠は十分可能とおっしゃっていただきました。

ようは、若いとAMH値は高く卵がすべて良好だとは限らないが、良好な卵が出てくる頻度が高い。逆にAMHは低くても、0でない限り卵子はあるのだから、可能性はあると。

そして、地味にショックだったのが、風疹の抗体が足りないとということがわかりました。

風疹の予防接種はしていたはずなのに、数値が足りていなかったのです。風疹は、妊娠時に感染すると、胎児に影響が出てしまう怖いものです。障害を持って生まれてくる可能性もあるので、必ず抗体の注射を打つように言われました。

それはもちろん大変なことなので大賛成ですが、実は風疹の注射は、接種してから2か月間避妊をしなくてはならないのです。

 

子供が欲しくて欲しくて、意を決して不妊治療を始めようとした矢先、2か月も避妊しなければならないなんて、私にとっては本当に辛かったです。正直、(打たなくちゃダメ?風疹なんていままでかかったことないけど・・・)と思いましたが、ダメですね。妊婦は、普段よりも免疫力が低下しているので、これまでにかかったことのない病気に感染することがあるそうです。

涙が出そうになりましたが、わかりましたと言って、病院を出てすぐにかかりつけの病院に電話をして、最短の日程での風疹抗体の注射を予約しました。

 

また不妊治療をしていないけど、しようかなと思っている方へ

検査だけでも是非早めに受けてください。もし風疹の抗体がないことが妊娠中にわかったら、人ごみにいけなかったり、常にマスクをする生活になるし、何よりも毎日不安で過ごさなくてはなりません。それで万が一、赤ちゃんに障害が出てしまったら、きっと一生自分を責めるでしょう。また、自分が風疹にかかることによって、ほかの妊婦さんにうつす可能性もあります。

私もこれがわかって恐ろしくなりました。これまで、もしも私が風疹にかかって、ほかの人にうつしていたらと思うと。是非お願いします。

 

そのほかにも、検査項目はたくさんあって、甲状腺やその他の病気、HIV検査も一緒にでき、すぐには妊娠を考えていない方でも、前もって治療をしておくことができます。

赤ちゃんを望んだ時に、不安要素はとりのぞいて、すぐに不妊治療と向き合えるように、体を知っておくことはとても大事だと思いました。

 

生理周期ごとの血液検査

不勉強で全く知らなかったのですが、生理が始まって何日目かで血中のホルモン値が大きくかわります。(生理が始まった日をD1と示します)その数値が正常かどうかを調べるために、初めの周期は

①生理中(D3~D5)

②排卵期(D12~人によって違う)

③排卵後の黄体期

の3回は血液検査をしなくてはなりません。た、大変だ・・・お金もかかるし。

 

しかし、女性の体がこんなに目まぐるしく変化しているなんて思っていなかった。そりゃ体調が思わしくなかったり、イライラしたりもするわ・・・。男性にはない変化が体の中で毎月行われてるんですからね。

 

それぞれの検査をして、結果をもとにまた先生とお話をします。

 

 

内診  あの椅子に座って思ったこと

生理周期の何日目かによって違いますが、初めての内診をするときはやっぱり緊張しました。噂にきく、あの下半身丸出しでオマタをぱっかーんするアレです。

受けるまでは、一応女性の私が、男性の前でぱっかーんすることにすごく抵抗がありました。こういう病院に行くことをためらう要素の一つだと聞いたことがあります。

結構みんな乙女なんですよね。恥じらいがあって良い。

 

着替えをして椅子に座り、先生がくるとぱっかーんするのですが、初めこそちょっと緊張したのですが、正直なんとも思いませんでした。

先生はお仕事中。私は赤ちゃんが欲しくて恥ずかしいどころではない。

という感じであっさり終わりました。世の中に怖いことなんてそんなにない。大丈夫大丈夫。

 

卵管造影検査

きちんと通り道ができているか、液を流し込んで検査するものです。これが噂によると、そうとう痛いらしく・・・。痛いということは流れが悪いということなので、通すことで、妊娠の確率もあがるのでいいんですけどね。

手術室のような部屋でベッドに横になって、ぱっかーんして待ちます。

先生はおだやかに、「大丈夫ですよ~リラックスしてくださいねえ~」と言ってますがド緊張していました。

なにやらオマタに器具を入れられて、「これから注入しますね~」との声とともに、下腹部がズーンと重くなる感覚が。そしてだんだんと痛みがでてきましたが我慢できないほどではない。生理痛の痛いバージョンくらい。

実際の痛みというよりは、その始まるまでの緊張で疲れました。

 

結論:思っているより痛くないし、痛かったとしてもやらなきゃいけないんだから腹をくくれ。必要以上に緊張したって意味ないから気軽にどうぞ。

なお、卵管造影検査を受けた後は、通りがよくなっているので、ゴールデンタイムと呼ばれ、妊娠しやすいとか。やるっきゃないね。

 

 

タイミング指導

 

今日が生理何日目で、卵胞の大きさがどのくらいか等の説明を受けます。このままタイミング周期にはいるなら、いつ頃にタイミングを取るか指示されます。

人によっても違うと思いますが、私は

①初めの周期は薬などはなく、完全自然周期で、卵胞の育ちをみてタイミング日の支持をうける。

②生理3日目ころから、体に負担のすくないクロミッドという排卵誘発剤を服用。卵胞の育ちをみてタイミング指導。

③生理3日目ころからクロミッドを服用すると同時に、一日おき(!)に注射をして、さらに卵胞を育てる。卵胞の育ちをみてタイミングの指導。

という流れでした。

 

私はもともと生理周期が30~31日で、自分では割ときっちりくるし安定している方かと思っていたのですが、こちらの先生曰く、

基本的には生理14日で排卵。排卵後14日で生理開始が望ましいそうで、ようは28日周期が良いと。私は少し遅いという診断でした。

 

薬を使うことで、排卵までが少し早まり、D14きっかりで来た時にはなんだか感心してしまいました。ただし、クロミッドは使用すると内膜が薄くなる副作用があり、また何回も連続して使うと効果が薄まるとのことで、

2周期やって1周期は卵巣を休ませる、というサイクルでした。

 

何度かタイミングでトライしましたが、まったくもって妊娠しないので、年齢的に焦りを持ち、私から先生に人工授精をやってみたいとお話ししました。

 

人工授精

D3~クロミッドと、一日おきの注射。卵胞の育ちを見ながら、人工授精の日を決定します。基本的には排卵が近くなるとこまめに来院して、人工授精の前日に排卵させるための注射を腕に打ちます。これは、打ってから36時間後当たりに排卵をするというもの。

腕に打つのですが、これが痛いんです・・・。採決は血を抜くからそれほど痛くないのですが、これは薬を入れるので痛みがでるのは仕方ない。

 

翌日の朝に人工授精をします。旦那さんも来院できる時には、採精室を予約するのですが、そんなに大きい病院ではないので、あの環境で採精するのはなかなか酷じゃないかな。うちは、朝、家で容器に採取してもらい、病院に持っていっていました。

前もって容器をもらって、採取後はなるべく2時間以内に冷えないようにタオルにくるんだり、おなかや胸に挟んでもっていきます。冬でなければ大丈夫だと思いますが、念を入れて、おなかにこっそりしまって家から病院に向かうのはなかなかできない経験です。

 

精子を提出した後は、精子の調整のため、一時間ほど時間がかかります。たいてい外出してお茶をしていました。時間に戻ると、すぐに呼ばれていよいよ人工授精です。

 部屋に入り、アノ椅子に座って待ちます。先生がきたら、間違いのないように氏名と生年月日を言って確認します。

体感としては、内診しているのとほぼ変わらない感じです。人工授精は合計で3回やったのですが、一度だけすごく痛くて、あとで少しだけ出血していました。でも基本的にはそんなにおびえなくても問題ないレベルでした。

 

結論:人工授精は、名前を聞くとたいそうな方法に聞こえるが、普通にタイミングをとるのと変わりません。メリットとしては

・きちんと排卵に合わせることができる

・精子の調整をするので、良好な精子を注入できる

・排卵に合わせて夫婦生活をすることに抵抗があるかた、疲れた方、旦那さんがそんな日に限ってできなくて悲しい思いをしている方には、ストレスの軽減になる。旦那さんもプレッシャーから解放される(容器に採取するのが抵抗あるかたもいると思いますが)

 

でしょうか。ただ、成功率はそんなに上がるわけではなく、タイミングの次の一手と考えていました。基本的には、人工授精を6回やって効果がなければ体外受精へのステップアップをすすめられるようです。

実際には、人工授精で妊娠した友人がいるので、もちろん期待はしていましたが、彼女も6回目か7回目で次は体外受精にステップアップしようと考えていた時に、妊娠しました。

私も6回はやろうと思っていましたが、年齢を考えるともう次のステップに進んだ方がよいのではないかと思い、3回目の人工授精が陰性に終わったあと、転院して体外受精をすることにしました。

 

この病院に通っての総評と、体外受精も行っているからこの病院に通い始めたのになぜ転院したのかを、次の記事に書こうと思います。検討されている方の参考になれば。